令和4年度の東京大学の一般選抜(前期日程)の第1段階選抜合格者の最高点、最低点および平均点が発表されました。
第1段階選抜というのは、大学共通テストをもとに2次試験を受験できる人を選抜するというものです。
英語200点
国語200点
数学200点
理科+社会300点
の合計900点満点です。
令和4年度の結果が下の表です
最高点 | 最低点 | 平均点 | |
文科Ⅰ類 | 856 | 520 | 675.62 |
文科Ⅱ類 | 847 | 435 | 692.31 |
文科Ⅲ類 | 840 | 595 | 697.77 |
理科Ⅰ類 | 864 | 630 | 730.01 |
理科Ⅱ類 | 860 | 646 | 700.02 |
理科Ⅲ類 | 860 | 529 | 659.06 |
今年の共通テストは非常に難しくなっており、文系、理系ともに平均点がー50点ほど低くなりました。
そんな中、東京大学受験者はどうでしょう?
最高点は約9割5分。平均点でも8割前後あるのは驚きです。
東京大学の受験資格があるのは合格最低点を超えた人ですが、なんと東大理Ⅲであれば、529点以上ならば、受験できます。
東京大学は共通テストを110点満点に換算しす。
今回の理科Ⅲ類の場合、共通テストでの最高点と最低点の差は331点なので、換算すると30点ほど。
2次試験おいて最高点の人より30点多く点数を稼ぐことができれば大逆転します。
2次試験の配点が
文系 | 配点 | 理系 | 配点 |
英語 | 120 | 英語 | 120 |
国語 | 120 | 国語 | 80 |
数学 | 80 | 数学 | 120 |
社会(2科目) | 120 | 理科(2科目) | 120 |
440点満点で30点以上差。
意外といけるのでは?と思う人もいますが、
現実的には0.何点で合否が分かれる厳しい世界。
やはり合格圏内は、倍率から考えても共通テストで平均点以上は取っておきたいところですね。